力んだ練習してますか

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コーチング

中学生の部、陸上男子100mの選手。

A選手
A選手

ちょっと相談なんですが。

何かな?

A選手
A選手

試合になったら、、良いタイムが出なくて悩んでいるんですけど。

どうして、そうなってしまうと思うの?。

ケンシロウ
A選手

試合ではどうしても力んでしまうので。

そうかぁ~。試合ではどうしても力んでしまうのは、仕方ないよね。

で、どうしてるの?

ケンシロウ
A選手

~~~。どうしていいかわからないです。

練習でリラックスして走った時と、試合で力んでしまった時と、どっちがタイムが良いの?

ケンシロウ
A選手

練習で、リラックスして走った時の方が良いです。

何かしらのルーティーンはしているの?

試合の時に、スタートの位置につくときに。

A選手
A選手

ルーティーンって何ですか?

ルーティーンっていうのは、日頃からいつもと同じ状況で試合に臨めるように、意識的にすべて同じ動作で準備して、試合の時の環境・天候・心理状態・対戦相手など、様々な状況の変化に対して、いつも同じ自然体で臨めるようにするテクニックのひとつだよ。

例えば、ゴルファーのショットやパターの前、野球選手のバッターボックスに入る時など、一度止まった状況から行われる競技には多く使われるよ。

君は、そういうことを意識してやってる?

A選手
A選手

全く考えたことも有りませんし、したことも有りません。

そうかぁ。ならやってみてもいいかもしれないね。

A選手
A選手

そうですね。

一度やってみようと思います。

しかし、人間だから、試合になるとどうしても力んでしまうのはある程度仕方ない。そこでもう一つの考え方は、日頃の練習から、いかにリラックスして走ることを考えるのではなく、基本的なフォームが完成しているのなら、日頃の練習から、思いっきり力んで走るという方法もある。

力んで走る状況を作り出して練習するんだよ。

同じチームの中では、いくら速い人が、隣にいても、最初からこの選手が自分よりも速いのが分かっているから、一緒に横で走っても、あまり意識しないので力みません。

しかし、その選手を自分の少し前から走らせて、その選手を何とか抜こうと、力んで走ったり、逆に自分より早い選手を自分の少し後ろから走らせて、追っかけられる状況を作り出して、力んで走ったりする練習がある。もちろん自分も最初から力んで走ることを意識して走る。

こういうストレスのある練習を日頃からしていることで、試合本番の、精神的ストレスにも対応しやすくなってくる。もちろん意識して、力んで走ることも、練習しているから、試合で力んでも、今までとは違ったいい結果につながることが多い。

A選手
A選手

そうですか。どうしたらリラックスして走るかばかり考えていましたが、逆に、日頃から、思いっきり力んで走っていると、何かヒントが見つかるかもしれませんね。ちょっとやってみたくなりました。

そうだね。やってみる価値はあると思うよ。

頑張ってみてください。

A選手
A選手

はい、頑張ってやってみます。

ありがとうございました。

こういったことは、すべての種目で共通ではないでしょうか。

野球の場合、打者に相談された時も、

「どうしても大事な時に力んでしまい、いい結果がでない。チャンスの時、逆に不安になる。」という悩みでした。

私は、「日頃から、対戦相手のピッチャーが、伊良部・松坂・藤川・マー君・ダルビッシュ・大谷みたいなすごいピッチャーのストレートを打ちに行く場合、日頃よりも、スピードに負けないように、力んで思いっきり打ちにいかない?その少しの力みが原因で、少し開きが早くなったり、バットのヘッドが下がったりして、ファールになったり、凡打になったりするんだよ。だったら日頃から、ピッチャーを想定して、思いっきり力んで、練習すればいいじゃないか。その時にいくら力んでも、いつもと変わらないスイングができるようになればいいいんじゃないの?それが本当の練習だと思うんだけど。プロ野球選手なんだから、リラックスしていたら誰でもいいバッティングできるでしょ。そんなことよりも、力んでも力んでも、普通と同じようにスイングができるようにすることが大切だと思うよ。」

と説明します。

力むのは当たり前、そこからどう考えるのか、それが一番大事。

そして投手の場合も同じことが言えます。

相手の4番バッターや外国人選手などをピンチの場面で迎えた時、思いっきり力んで投げることがあります。そんな時、少し力んで肩が早く開いたりして、ボールがストライクゾーンの甘いところにはいって行ったりします。だったら、練習の時から、思いっきり力んで投げる練習も必要だと私は思うのです。

だから投手には、「もちろんいいバランスで投げることも必要だが、人間どうしても力んで投げる状況になることがある。またそういった場面は大抵試合を決定づける場面だ。そういった状況の中で、思いっきり力んで投げたとしても、間違いのないコントロールができるように技術を身につけなさい。だから日頃から、思いっきり力んで投げる練習もしておきなさい。」と伝えます。

あなたは、日頃から思いっきり力んでプレーをすることを意識して練習に取り入れていますか?

あなたが、ミスをする最大の原因は、力みです。でしたら。日頃から、力みを意識して練習に取り入れてみるのも大切なことではないでしょうか。

日頃から、いかにリラックスして、力まないように、良いパフォーマンスができるようになるまで、繰り返し繰り返し練習します。しかし、スーパースターでない限り、普通は、力んでしまうのです。

であるならば、時には思いっきり力んで練習をしてみるのも、大切なことなのではないかと思うのです。

これはあくまでも、私の考えです。

興味がある方は、一度やってみても面白いのではないでしょうか。

 

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