子供たちも、しっかり防寒対策を

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冬の時期、グランドなどで、少年野球の子供たちを見ていると、すごく薄着で寒そうにしています。

特に足元は。

皆さんは、プロ野球選手の寒い時期の服装に関して、どのように映っているのでしょうか?

プロ野球は、2月1日から、比較的暖かい地域で、春期キャンプを行っています。

私の場合は、近鉄・オリックスで、2月には、サイパン・宮崎県日向市・宮古島・高知県高知市で春期キャンプをした経験があります。

しかし、温かい地域とはいえ、サイパンと、天気のいい宮古島を除いては、宮崎も高知も2月は、まだまだ気温が低く、選手たちはかなり防寒に気を付けています。

最近では、ほとんどの選手が、ネックウォーマーを着用しています。また、ウォーミングアップの時などは、革手ではなく、防寒用の手袋も着用しています。

そして、実はユニホームの下に、ほとんどの選手が、長いスパッツを履いています。
もちろん疲労対策や動きやすさなどの機能を兼ね備えたスパッツを履くことによって、パフォーマンスアップのために、1年通してはいている選手も多くいます。
しかし、単純に寒さ対策で履いている選手もいます。
また、ユニホームの下に、レッグウォーマーを着用している選手も多くいます。

もちろん、グランドコートや厚手・薄手のウインドブレーカー・パーカーなど、練習メニューや環境に応じて、防寒具を使い分けています。

野球は、サッカーやラグビーのように、常に走り回っている競技ではありません。
時には、外野でボール拾いをしたり、バッティングマシンの手伝いをしたり、順番を待ったり、意外と全力で動かない時が多いのも特徴です。

子供たちの練習の環境では、練習施設も十分ではなく、指導者の数も限られ、ボールなどの道具にも制限があるため、プロ野球選手よりも、もしかしたら、動いていない時間が多いのかもしれません。

それなのに、子供だからと言って、明らかに寒そうに見える服装はちょっとどうなのかなと感じています。

そこで私は、あるチームの指導者・保護者さんにある提案をさせていただきました。

それは、練習中のレッグウォーマーの着用を許可してほしいということです。
この提案は、すぐに受け入れてもらえました。
私としては、各家庭の金銭面での負担になることは望んでいませんでしたので、今持っているものでいいので、ある程度、色だけ指定して、どんなものでもいいことにしていただきました。
もちろん試合時には、着用しませんが、冬場などは、開始直前まで着用させてほしいと伝えました。

保護者の中にも、子供たちの下半身の怪我が心配だったので、チームとしての着用の許可は、親としては助かりますと言っていただきました。

また、翌年からは、入団時に購入する、ユニホーム一式の中に、レッグウォーマーも入れていただけるようになりました。

下半身の怪我に関しては、いろいろな原因が考えられますが、冬の時期の下半身の冷えに関しても少なからず影響しているものだと考えています。
昔から、「首・手首・足首を冷やすな。」と言われています。逆にその個所を温めておくと、温かさを感じます。

練習時に、分厚いジャンバーを着るのは、動きにくいかもしれませんが、帽子・手袋・ネックウォーマー・スパッツ・レッグウォーマーなどを上手く使って、防寒に努めていってほしいと思います。

そうしたことが、子供たちを怪我から守るひとつの手助けになるのではないでしょうか。

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