小学生の練習なのに、何故あんなにも、野球の練習は長いんでしょう。
土日・祝日なんか、ほぼ一日中です。
まぁ、大会の日は仕方ないにしても、練習試合だったら、半日でいいと思います。
現に、中学校軟式野球部なんか、練習試合を組んでも、2試合を半日で終わります。
小学生のに時期に、一日中は、やり過ぎだと思います。
集中力が続くわけもなく、だらだらとしてしまいます。
また、一番肝心な、身体を大きく成長させるエネルギーを使い切ってしまいます。
この時期に、しっかり成長のためのエネルギーを残しておくのもとても大切なことなのです。
半日だけ集中して活動し、余った半日は、それぞれの家庭で使うべきです。
また、半日の、約3時間から4時間の練習プログラムの中に、もっと身体に関する
メニューを組み込むべきです。
我々の時代とは違って、最近の子供たちは、身体は大きのですが、全然体力がありません。
また日頃から、外で身体を使って遊んでいないので、いろんな体の使い方がわかっていません。
練習の3分の1~4分の1ぐらい、コンディショニングに関するメニューをすればいいと思います。
いろんな遊びの要素をとりいれて、いろんな刺激を経験させるべきです。
「せっかくの野球の練習の時間なのに」と思ってしまいがちですが、長年、いろんなレベルの
選手やたくさんの子供たちを見てきた私が感じているのだから、間違いないと思います。
はっきりいって、その子供の、走る姿や、動いている姿を見れば、その後の野球のレベルは
見当がつくのです。だからこそ、幼稚園や小学校の時期に、野球だけではないいろんな刺激を
与えるべきなのです。でないと、運動レベルの成長は少しだけで止まってしまいますよ。
野球の実技練習なんて、この先いやというほどさせられるのです。
その前に、スポーツをする器を大きくしておかなければなりません。
慌ててはいけません。大きく大きく育てるのです。
どんなスポーツをしてもうまくできるような子供を育てていくことこそ、
野球がうまくなる伸びしろが増えるのです。
技術練習や試合ばかりやらず、もっと身体の事を練習メニューに
入れてほしいと思います。
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