練習が終わるのが遅すぎて何も出来ない。そんな高校の部活って本当にいいんですか

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
未分類

野球で言えば甲子園を目指し、また強豪校であれば、甲子園でベスト4や優勝を目指しているのかもしれません。しかし高校生という立場でありながら、信じられない高校生活を送っている子供たちがたくさんいることをご存じでしょうか。

例えば、毎日の練習が終わるのが遅く、練習が終わって、帰宅するのが、日付が変わった0時過ぎ。

そこから、半分寝ながらの晩御飯。

そして翌日は、始発で朝練に出かける。

これが毎日のように繰り返される。

もちろん、土曜・日曜・祝日は、一日中、練習か試合。

休みは不定期で、年数回。

もちろん帰宅しても、毎日が疲労と睡眠不足で体力はいっぱいいっぱい。

これでいったい、いつ勉強するの?

まさか、このような練習をさせている指導者は、こんなスケジュールでも、

「しっかり時間を見つけて勉強しなさい。」と指導しているのでしょうか。

「やる奴はやる。やらない奴は自分が悪い。」と思っているのでしょうか。

私なら、残念ですがこんなスケジュールで勉強できる自信はありません。

皆さんはどうですか?

できますか?

もちろん、学校の勉強ができる、学校の成績が良い。ということが、人生にとってあまり関係のないことかもしれません。

しかしながら、この環境にしているのは、まぎれもなく指導者です。

そしてその大半が高校教師であり、教育者です。

それなのに何故?

高校の先生って、何を教えるの?

そしてこんな話もあります。

誰もが知る、甲子園常連校。

毎日、生徒は、朝練と夜遅くまでの練習によって、疲れている。

だから、○○部の部員は、授業中に寝ていても、学校側が黙認していて、担当教官も注意すらしない。

何しに学校行ってるの?

生徒は学校の広告塔?

クラブで有名になって、生徒がたくさん集まればそれでOKですか?

挙句の果てに、こんなことも。

甲子園に出場し、学校推薦により、有名私立大学に入学。

普通受験すれば、かなりの難関校にあたります。

甲子園出場と高校内のテストによって、成績がつけられそれによって推薦が受けられる。

もちろんそのテストも、実は怪しい。そんな状態で、実力ではない成績で、甲子園に出たからといって推薦をもらい、難関校に入学するも、まったく授業についていけるはずもなく、やがて退学。

こんな悲しい話がいっぱいあります。

もちろん私もわかっていますよ。どうしようもないぐらい勉強ができない子がいることぐらい。

各学校に学業レベルがあり、ほとんどの生徒が、勉強なんてする習慣がない子供たちばかり集まっている学校があることぐらい。

「だから野球を頑張らしているんだ。」というもっともらしい話。

もちろん、勉強も頑張って、野球も頑張っている学校もたくさんあります。

元々成績のいい子供たちが集まっていることも確かです。

しかし問題なのは、甲子園を目指しているから、「お前たちみたいな、成績の悪い子は、勉強なんてどうせしないんだから、野球の練習をしっかりしなさい。別に授業なんて聞かなくてもいい。練習に差し支えるんだったら、眠たかったら授業中寝てもいい。その代わり、しっかり練習しろ。」みたいな風潮が大手を振って歩いているんです。

それも強豪校。

まぁ、それを黙っている、学校側が最大の問題なのですが。

高校って、成績がもともと悪い子は、別にクラブ頑張ったら、勉強しなくてもいいんですか?

もちろん、勉強したからって、すべて成績が良くなるとは限りません。

しかしながら、勉強ができる体力と時間を奪っておきながら、

「お前たちみたいな成績の悪い子は。」

みたいなことは、教育者である以上あってはならないことではないでしょうか。

甲子園に連れて行ったから、良い指導者なのでしょうか?

私はそんな指導者よりも、もっと生徒の全てに寄り添って、勉強が苦手な生徒には、何かしら別の方法はないかと考え対処していく、そんな指導者こそ、本当の良い指導者だと思います。

間違いなく、学校の本分は、勉強です。成績が良い悪いではありません。高校は、いろいろなことを学ぶところです。野球だけをしに行ってる場所ではありません。

その高校で指導している監督・コーチのほとんどは、高校野球の指導者である前に、高校教師なんです。

社会人チームの監督でも、プロ野球の監督でもないんです。

何が一番大事ですか?

私は、勉強ができる時間ををもっと与えるべきだと、勉強できる体力を残しておくべきだと思いますす。

そのようなスケジュールを組むべきだと思います。

コメント

テキストのコピーはできません。