未だに見かけるので言います。辞めてもらいたい、グラウンドでの喫煙

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
ブログ

私はここ数年、小学生から高校生、また大学生や社会人などの野球の練習場所や試合会場に行く機会が多くあります。

すると未だに、グラウンド周辺で喫煙をしている指導者・保護者を多く見かけます。

選手達のすぐ近くでです。

あれほど世間で、タバコの副流煙の悪影響が騒がれているにも関わらず、未だに・・・

どれだけその喫煙が、周囲の人に悪影響を加えているかがまだわからないのか・・・

残念です。

いくらいい指導を心掛けても、いくら怪我をしないように、投球数や練習メニューを考えても、

その喫煙が、すべてを台無しにしてしまうのです。

どれだけ副流煙などが、悪影響を与えているか、もう一度考えてほしい。

 

タバコを吸った場合、煙には大きく分けて3つの煙があります。

主流煙・・・タバコを吸う人がフィルターを通って直接吸う煙

副流煙・・・タバコの先端の日の着いた部分から出る煙

呼出煙・・・タバコを吸った人が吐き出した煙

この3つの煙があり、この中で副流煙と呼出煙が、喫煙者の周りにいる人に影響を与え、

その煙を吸うことが『受動喫煙』になります。

煙には4000種類を超える化学物質・70種類以上の発がん性物質が含まれています。

その代表的なものは、

ニコチン・・・・依存症を引き起こし、血流を悪くする

タール ・・・・発がん性物質が含まれ発がんの危険性を高める

一酸化炭素・・・血液中の酸素ン巡りを悪くし、心臓や脳の働きを悪くする

受動喫煙による健康被害は、たとえ換気扇の下でタバコを吸っていても、子供の尿から大量のニコチンが検出されたというデータもあります。

また、蛍族と言われる、ベランダでタバコを吸うという行為も、実は服に煙が付着して、

吸った後に部屋の中に入ってきたとしても、受動喫煙に近い影響を与えることが分かっています。

野球の場合、例えばイニングが終了して、ベンチに選手が戻ってきたとき、仮に、監督やピッチングコーチ・キャッチャーなどが、イニングの合間に喫煙し、その後ピッチャーの横で、指導や話をした場合、投手の指の血流が悪くなることが分かっています。

あなたが良かれと思って、ピッチャーにアドバイスに行ったその行為自体が、投手のコンディションを崩す原因を作っていることになるのです。

これは、その投手にとっても、またチームにとっても大変な問題です。

あなたは今までそこまで考えていましたか?

あなたの吸ったタバコの煙が、あなたのユニフォームに付着して、それだけの悪影響を及ぼしているのです。

いくらいいアドバイスを送ったとしても、その投手の指先の血流は、あなたの喫煙のせいで悪くなっているのです。

小学生や中学生で肘の故障を抱えた人たちの、家族(父・母)の中に喫煙者がいる家庭が多くみられたという報告は、有名な話です。

もし、自分の子供に野球をさせ、家でも熱心に指導し、練習に付き合い、野球塾に通わせ、トレーニングに通わせ、治療院に通わせていても、その家族の中に喫煙者がいる場合、すべてを台無しにしているのと同じなのです。

また、アメリカで行われた子供と学力と受動喫煙との関係の調査によると「読解力」や「集中力」集中力が低下するという結果が出ました。

有害物質の中には血液中の酸素の巡りを悪くし、脳の働きを悪くします。

酸素が脳にいきわたりにくくなれば頭の回転は悪くなり、受動喫煙により、子供の「読解力」「集中力」の低下を招くということなのです。

子供の教育を考え頭を良くしたいのであれば、まずはパパやママの禁煙が絶対的条件です。

自分の子供に肩や肘などの怪我をさせたくない、勉強の方もしっかりとやっていきたいのなら、今すぐタバコを辞めるべきなのです。

また昨今、副流煙が少ないと、IQOSという加熱式タバコが出ていますが、私たちタバコを吸わないものにとって、その行動自体が自分の欲求を我慢出来ていないにしか映らないのです。

また、IQUSは、蒸気だからと言って安心していませんか?

IQUSであろうと受動喫煙は確実にあります。

IQUSからも発がん性物質や有害物質が出ている事がわかってきます。

100%言えることはIQUSの健康リスクはゼロではなく、現在IQUSを使用しているものも、IQUSも結局はタバコであることを理解すべきです。

紙タバコと比べて90%の害をカットしているのが仮に事実だとしても、10%の受動喫煙は残っているのです。

IQUSだから大丈夫だろうではなく、IQUSにも受動喫煙はありますし、無害ではないのです。

本当に子どもの事を考えているのなら、子供に厳しく指導するのなら、せめてユニフォームを着ている間はやめておくべきです。

 

影響がないだろうからと、IQOSを口にくわえながら、選手と話をしているシーンを目撃したことも有ります。

そんなの言語道断。今すぐ辞めるべきです。

そんなたった数時間も我慢できないのなら、指導者を辞めるべきです。

それぐらい、大切なことだと思います。

子供は、IQOSを加えながら、話をされてどういう気持ちになると思いますか?

あなたが逆に立場ならどう感じますか?

子供たちには、タバコとIQUSの区別など、ついていないでしょう。

最近のちょっと健康に悪くないタバコぐらいにしか思っていないでしょう。

ノンアルコールビールを飲みながら指導しているのと大して変わりません。

その行動自体を辞めるべきだと思います。

もう一度考えましょう。

あなたのそのタバコ、IQUSが子供に与える影響を・・・

以上、未だに見かけるので言います。辞めてもらいたい、グラウンドでの喫煙。でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

テキストのコピーはできません。