冬だからって、走ればいいってもんじゃない

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自分らしく生きるには

今回も、冬場の時期における練習の話。

ある高校生投手からの相談。

A選手
高校生A投手

この時期に、走り込みをしようと思うのですが、どう思いますか?

どんなメニューを走ろうと思っているの。

A選手
高校生A投手

長距離とか、ミドル走ですかね。

どうしてその内容をしようと思ったの?

A選手
高校生A投手

~~何となく。いいかなと。体力をつけるために、スタミナ付けるために良いかなと思いまして。

私の想像だけど、君はそのようなランニングメニュー、結構得意じゃない?

A選手
高校生A投手

はい、元々得意です。あんまりしんどいって感じたことないです。

いつもみんなと走っても一番速いですし。

そうでしょう。やっぱり。

逆に、パワー系のジャンプや一回に、力強く、力を出す方が苦手なんじゃないの?

A選手
高校生A投手

はい、苦手です。

じゃぁ。何故、長距離を走るの?ミドルを走るの?これから頑張って、冬の時期を走りこんでも、得意な種目の体力がつくだけで、そのまま冬を越して、春を迎えたら、自分のパフォーマンス向上していると思う?

A選手
高校生A投手

思いません。

だよね。だったら何をするべきか考えないとだめだよね。

A選手
高校生A投手

はい、そう思います。

考えないといけませんね。

 

このようなことはないですか?

冬だから、走っておかなければならない。体力をつけておかなければならない。回復力をつけるために走りこんでおく必要がある。

これはこれで、理解できます。その体力要素が低い選手にとっては。

 

しかし今回の事例は、そのような、長距離であったり、ミドル走のようなスタミナを必要とするランニングメニューが、元々得意であり、十分その体力も持ち合わせている選手が、これからわざわざ、その内容のメニューを中心にして、これからの時期のトレーニングを組む必要はないのではないかということです。

ただ、漠然と走っておいた方がいいと思っているだけなんです。

自分にとって必要かどうかわかっていないんです。

 

私は彼に、

ウエイトトレーニングとメディシンボールなどを使ったパワートレーニング、そしてジャンプ系のトレーニングをもっと増やした方がいいと思うよ。

君にはその項目を伸ばす必要があると思うんだけど。

と伝えました。

高校生だから、冬だから、といって、みんなが同じメニューをするのは違うと思います。

もちろんチームとして、ある程度決められたメニューをこなすことは仕方ないとは思いますが。

やはりその選手にとって、一番伸ばしていかなければならないことを集中して、そして時間をかけてやることが必要だと思うのです。

ただ、『しんどいトレーニングをいっぱいした。』『この冬はいっぱい走った。』

だけでは、指導者と選手のただの自己満足なのです。結果に直結することをしないといけないのです。

 

自分がパフォーマンスを向上するためには、どの項目を伸ばすべきなのか、そこをまず、選手本人と指導者がしっかりと分析し共有して目標に向かって、冬の練習時間を使わなければなりません。

春になったら、一冬超えて、『良くなったな。』『うまくなったな。』とならなければなりません。

決して、『体力が向上した。』だけで終わってしまってはいけないのです。

そのためにも、まず、必要なことは何か?

何に自分は一番時間をかけて、この冬の練習をしていくのか。

をしっかりと分析してほしいと思います。

それがまず、一番最初。

一番大切。

ただやみくもに、やれば良いってもんじゃないんです。

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