お母さん、どうされましたか?
はい、小学5年生になる息子が野球をしているんですが、最近腰が痛いと言っておりまして、どうすればいいのかと。
そうですか。わかりました。
整形外科の先生に聞いてみましょう。
先生。
小学5年生の子供さんが、野球をしているのですが、最近腰が痛いと言っているみたいでして、どうすればいいかとご相談なんですが。
わかりました。
お母さん。
腰痛といっても、いくつか種類があります。
1、腰の筋肉に炎症があり筋肉が痛む場合
2、脊椎や脊髄に異常がある場合
大きく分けてこの2つになりますが、この2つからまた、症状などによっていくつかの診断名の分かれていきます。
どちらにしても、まず、お近くの整形外科医の診察を受けてください。
いわゆる治療院(鍼灸整骨院・柔道整復・マッサージ・整体・カイロプラクティックなど)に行く前に、必ず医師の診察を受けてください。
医師のもと、問診・触診・テスト・画像診断(レントゲン・CT・MRI)
などの診察を受け、診断名を確定してください。
その結果、状態によって、今後の指示を受けてください。
安静・内服薬・外服薬(湿布・塗り薬)・コルセット装着・注射・手術など、いろいろな指示が出ます。
いわゆる、ギックリ腰のような急性の腰痛でなければ、小学生の場合、疲労性の腰痛や脊椎分離症のケースが多いのではないでしょうか。
疲労性の腰痛の場合、安静・外服薬・物理療法などで、改善していくと思われます。
また、分離症の場合は、状態によって、骨折部の治癒が考えられる場合、コルセット装着による運動の禁止の指示が出る場合があります。
その場合は数カ月間、野球などの運動はできないですね。
また、腰痛の原因として、大腿部裏側のハムストリングの筋肉が硬い場合がよくあります。そのあたりもチェックしておかなければなりませんね。
いずれにしても、腰痛になる原因が必ずあります。
そこをしっかりと追及して、改善していくべきことは改善していかなければなりません。
はい、わかりました。
整形外科で診察してもらいます。
そして、その結果で今後の事を決めていきます。
そうですね。私もそれが一番早く、誰もが安心して次に進んで行けると思います。
私のジムにも、同じような症状の子供さんが通ってきますが、やはり、股関節周辺の硬さが見られることが多いですね。
そのあたりを、コンディショニングによって改善していくことが肝心ですね。
また。怪我をした場合、数週間や数カ月の運動の制限を受けることが多々ありますが、この時期の数カ月など、後から考えたら大したことはありません。
その時には、焦ってしまいますが、そんな場合にも、その時でしかできないようなことが沢山あります。
そこに集中してやっていくことが、その後の人生を大きく左右することになります。
怪我をすることは残念な事ですが、その時間もかけがえのない時間にしてあげることが大切ですね。
ありがとうございます。
しっかり治してがんばっていきます。
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