少年野球やその他のスポーツにおいても、その中にいろいろな年齢層や、
個人のレベルがあります。
そこでやはり、一番大切なのが、最初のの頃に基本的な技術をしっかりと
教えてもらっているという事です。
その種目の最も基本的な動きを丁寧にしっかりと
身につけさせる事がとても大切だと思います。
もちろん低学年の頃は、遊びの感覚が大切です。
そのような遊びの要素を取り入れながら、
基本をみっちりと身につけておきたいものです。
最初の頃は、球技においては特に、速い動きを要求せず、
とても簡単なゆっくりとした動作で対応できるプレーを数多く経験させる事が非常に大切です。
指導者は、すぐに難しいボールを追わせる傾向があります。
そしてスピードを求めます。
しかしながら、とてもゆっくりとしたボールに対して100%確実にこなせる事が
出来るようにならなければ、速いボールに対する動きは、とても確率が下がります。
ゆっくりでいいんです、ゆっくりで。
速い動きや難しい動きを要求してしまうのは、指導者の自己満足なんです。
速い上達を願うばかりにすぐに難しい事をさせてしまう。
そこに落とし穴があるのではないでしょうか。
ゆっくりとした、動きを表現できなければ速い動きを表現することなんてできないんです。
焦らずじっくり基本を身につけさせる。
これこそが、土台となり、上達の近道であると思うのです。
指導者の方こそ、焦らずじっくりと、じっくりといきたいものですね。
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