片足で立つって、こんなに難しい。

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コンディショニング

片足で立てるということ。

私は、スポーツ選手だけでなく、一般の主婦層や高齢者に運動指導することも、毎日のようにあるのですが、年を取ると、こんな簡単なことが、だんだんできなくなってくるんだなと、気付くことがよくあります。

例えば、片足立ちになること。

普段、何気なく歩いたりしているとなかなか気づかないのですが、あらためて片足で立つことをしてもらうと、意外に立つということが大変だということに気が付きます。

 

ただ片足で、1分ほど立ってもらうのですが、それがなかなかうまくいきません。

でも、これがしっかりできていないと,転倒や捻挫など怪我に繋がります。

片足でしっかりとたてるからこそ、階段の上り下りもしっかりできるのです。

特に下りに関しては。

 

片足でしっかりと体重を支えていないと、もう一方の足が階段の下の段に持っていけません。

しっかりと片足で立てているからこそ、次の足が出るのです。恐怖感がないのです。

ロコモティブシンドローム問題や転倒防止のために、日頃から、いくらフィットネスジムにおいて、筋力強化をいくらやっても、マシントレーニングばかりではこのような、実際の生活に必要とされる動きに対しては、不十分といえるでしょう。

いくら、大きな筋肉を鍛えても、足などの細かな筋肉、また筋力だけでなくバランス力、

寝ている状態からの起き上がり、立ち上がり。しゃがみ込みなどが容易にできることが本当は必要なのではないでしょうか。

日本は近年、文明の発達によって、生活環境が激変し、どんどん便利になってきて体を使わないで

生活できるようになってきています。

そのため、どんどん退化してきている日本人の動きの弱さ、もろさ。

 

このようなことを解決するべき、トレーニングメニューを実践していかなければ、

それこそ、トレーニングメニュー作成者・実践者の自己満足の筋力強化に

なってしまっているでしょう。

 

このようなことは、子供たちの運動能力にも深く関係していて、

例えば、片足でしっかり立てない、綺麗に歩けない、ぎこちない走り方、うまく体を使ってジャンプできないなど、スポーツと呼べる以前の動きの問題が多すぎます。

日本は、昔にくらべ、栄養も豊富で、西洋風の生活環境になったことで、子供たちの身長は、世界でも有数の、伸び率を示しています。

しかしながら、本来持っていた日本人の、小柄であるが、地に足の着いた屈強な体力。どこまででも走り続けることができるような、体の使い方、また持久力。

それ以外にもたくさんの、素晴らしい日本人の能力が低下してきています。

もちろん、昔のような生活環境に戻すことは無理ですが。

もしあなたが、子供から高齢者まで、身体に関する指導をしていく立場なら、動きの基本に立ち返って、運動プログラムの見直しをしてほしいと思います。

筋力が付いただけで動けるわけではありません。

その動きに対していろいろな角度からアプローチしていくからこそ、本当に動ける体になっていくのです。

 

 

 

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