怪我をしている今だからこそ。やるべきことがたくさんある。

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お父さん
お父さん

こんにちは。

相談したいことがあります。

こんにちは。

どうされましたか?

お父さん
お父さん

小学校4年生の息子がいるんですが、野球で肘を痛めまして、お医者さんに、野球肘と言われ、しばらくは投球禁止だと言われました。

レントゲンも撮って、程度は軽いほうみたいなのですが、投げない方がいいとのことでした。

それで今回、投げれない期間中に、何かやっておくことがないのかと思いまして。

そうですか。

野球肘で、ノースローの指示が出たんですね。

今回に限らず、ドクターの指示は絶対なので、許可が出るまではノースローを守ってください。

私のジムにも多くの子供たちが、コンディショニングに通っていまして、その中には今回のような野球肘でノースロー期間中の小学6年生の子もいます。

子供だけに限らず、野球によって、肘や肩の痛みを訴えるケースは、直接そこの部分だけを診るのではなく、そこに至った経緯を観察しなければなりません。

例えば原因となるのは、

1、オーバーユース(投げすぎ)

2、投球フォームが悪い。(ちゃんとした投げ方を教わっていない場合も多い)

3、肩甲骨など肩周囲の動きが悪い。

4、筋力不足

5、股関節・胸郭・体幹などの柔軟性が  低下している。

などいくつかの原因が考えられます。

私のジムに来ていて野球肘の子供さんは、下半身・胸郭・肩甲骨の動きが悪く、肩甲骨の動きに左右差がかなりありました。

このような、肘が直接悪いというより、もっと他に原因があってそこを改善しなければ、また再発してしまうでしょう。

ですから、ノースローの期間中を利用して下半身や胸郭・肩甲骨周りの柔軟性を高めることが必用になっています。

また筋力が低下している場合もありますので改善する必要がありますね。

また、怪我をする前に動画などを撮ってあるケースには、投球フォームをチェックしてもらって、指導してもらうことが大切ですね。

また怪我をしていない、下半身や体幹の強化をすることもできます。

怪我をしている時こそ、日頃十分時間をかけてできないことをしっかりとやることが出来ます。

ボールが投げれない、バットが振れない期間は、子供たちのテンションも下がってしまいますが、そんな時こそ、今やるべきことの大切さを教えてあげ、モチベーションを上げてやることが大切です。

怪我をしている時ほど、やることがたくさんありますよ。

お父さん
お父さん

そうなんですね。

わかりました。

今やるべきことを子供にしっかりと伝えるようにします。

ありがとうございました。

はい、再発を防ぐ意味でも、この時間を大切にしてくださいね。

 

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