やった気になるな!全然出来てない!

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コンディショニング

前回に引き続き、姿勢の話。

私はジムでコンディショニングの指導をしている傍ら、月に何度かは、外部の指導に出かけることがあります。小学生から中学生が対象の事が多いのですが。

時には、トレーニングではなく、学童野球や中学野球などの現場で行われているような、動的柔軟性のエクササイズや動きつくりのためのエクササイズなどを、実際にきっちりと意識して出来ているかを確認するためもあって指導することがあります。

つい先日も、歩きながら股関節を動かしたり、ランジのように、足を大きく前後に開いたり、横に大きく脚を開いたりして、いろいろな動きをさせていました。初めはあまり姿勢の事は指摘せずに行ってみました。すると、やはり身体がフラフラしたり、足の着地場所が適当だったり、支持足のつま先が適当な方向に向いていたり、膝が本来、伸びているはずが少し曲がっていたりして、全然きっちりとできていませんでした。

私は次に、支持脚の重要性、体幹を含めた姿勢の大切さを指導し、ただ言われた動きをやるだけでなく、しっかりと良い姿勢で行うことを意識させ、その動きをすることの大切さを説きました。

すると見違えるような動きになり、また集中力も増してきた感じがしました。姿勢を大切に意識することによって、目線も定まり、いつになく集中して行うことが出来たのでしょう。

やはり、良い姿勢を意識しての練習の大切さを痛感するのでした。

最近は誰もが簡単に動画が撮影でき、またSNSへの投稿やYOUTUBEへのアップなど、動画自体も簡単に配信できる時代です。

中には、練習風景やウォーミングアップの風景、またトレーナーやコーチによる指導風景もたくさん見られます。

その指導者が、自分自身で考えたのであろう、見たこともないような動きであったり、どこかで勉強してきたのであろう新しい動きであったりすることもたくさんあります。それ自体は非常にいいことだと思います。しかし、子供たちの動いている姿を見ていると、非常にもったいないことが多いのです。とても良いことを、それも元気な声を出して楽しそうに動いている動画なのですが・・・。

本当に一番の要のところを指導されていないような子供の動きが多すぎるのです。

多分、子供たちは一生懸命その動きをしているのでしょうが、私からすると、肝心要の部分が適当なため、効果が半減しているようにみえてしまうのです。いや、やっている意味がないでしょう。

多分、指導している人も気付いてないんでしょう。非常にもったいない。すごく良いことをしているのに・・・。

子供たちが、大きな声で元気いっぱい、楽しそうに動いている姿を見て、指導者もやった気になってしまっているのかもしれません。間違いなく、子供たちは、やった気になっているでしょう。

しかし、本当の要の部分が欠落しては、いくら良いエクササイズだとしても、その効果はほとんどないでしょう。そこに気づかないまま時が過ぎれば、時間の無駄だったことになってしまいます。

もちろん子供たちが意識していかなければなりませんが、指導する者が、そこに気づいてしっかり指導していくことが一番大切だと思います。

難しい理論なんてどうでもいいんです。

それよりも、もっと見ましょう。現場の動きを。動いている姿を・・・。

どうせやるならきっちりやりましょう。

やった気になるだけでは、時間の無駄。もっと細部まで意識して。

せっかくやるのですからもっとこだわりましょう、肝心要の部分を・・・。

以上、やった気になるな!全然出来てない!でした。

 

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